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新津キハ 春‐自然豊かな野山の中で‐

春といえば桜。しかし、桜前線とは必ずしも南から規則的に北上するものではなく、その都度開花状況を見極める能力が問われる。

​恥ずかしながら小生は、房総半島のキハだったり船岡城址公園の客レだったり、あるいは只見線だったりと、磐越西線は疎かにしてしまったのである。

​そんなわけで後悔の多い季節ではあるが、わずかばかりでも記録できた数枚をお見せしたい。

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2019.4.20 喜多方―山都

2018年に続き、暖冬ならぬ暖春ゆえか、会津の地でも桜が早くも見頃の声が聞こえてきた。早朝は只見線で宮川の桜並木を撮り、サイドにも光線が回り始める頃合いをみて山都の鉄橋へとやってきた。

満開とまではいかない8分咲きながら、それよりも苦労したのは構図づくり。しっくりこない立ち位置を右往左往しつつもまもなく通過時間。

​開き直ってフレーム構図を組んだ頃、新津名物の不揃い編成ながら、“青タラ”というまずまずの編成が枠に収まった。

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2018.4.30 尾登―荻野

この年のGWはよく晴れた。今でこそ雨は雨でどう楽しく撮るか模索しているものの、やはりバリ晴れはすべてに優先する。

まだまだ撮り鉄初心者だったというのに、場所選びだけは一丁前。諸々の情報から温泉俯瞰のあたりをつけてアタックしたら一発正解。

​新緑に包まれた阿賀野川沿いを走る“タラ急”編成をビギナーズラックで頂戴した。

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2019.5.3 津川―三川

​天皇陛下の御譲位という歴史的タイミングに遭遇した我々日本人であるが、なにより前代未聞な10連休という副産物こそ鉄にとってはありがたい(?)お恵みなのであった。…当の本人は身内の不幸や仕事の相手先の都合で出勤で、満足に恩恵を受けられなかったのだが。

話を戻して、津川の狐の嫁入り臨に充当された急行色を狙うべく、この日は朝に氷見線(!?)を撮影してから大移動。

通称:峠の茶屋俯瞰にでき上がった雛壇の隙間にお邪魔させていただいて、深緑眩しい阿賀野川を沿うように走る急行色を見送った。

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2019.5.3 三川―五十島

上記の峠の茶屋俯瞰へ移動している車中で目を付けたのが、三川小学校の八重桜。臨時キハ発側に到着後、いったん回送で新津へと戻るため、そそくさと機材を片付け来た道を戻ってきた。

鋭く差す夕日が八重桜をより一層色味付かせる。タラコと比べれば「エセ急行色」などと揶揄される車種ではあるが、生まれる時代が遅かった身としては「なんて贅沢な!」と嘆くばかりである。

十二分に満足して、今度はロクヨンゼロが牽引となった信州カシオペアを撮るべく、長野へと大移動となったのであった。

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